日経平均先物取引 2004 12 25

 最近は、日経平均先物取引が注目を集めています。
外国人投資家から大口の投資家まで、そして個人投資家も。
これには、理由があります。
下の図を見てください。

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 この「板情報」を見て、どう思いましたか。
新興市場の銘柄だと思ったでしょうか。
しかし、これは、東証一部銘柄の板情報です。
新日鉄やメガバンクなどの超大型株を除けば、
東証一部銘柄でも、だいたい、このような「売り買い」になっています。
 これでは、外国人投資家どころか、
個人投資家でも、売買できません。
なぜならば、これでは、少し、まとまった「買い」でも、急上昇しますが、
少し、まとまった「売り」でも、株価は、急落します。
 このような状況では、個人投資家でも、恐くて、手が出せません。
大口の投資家も、1000株ずつ買い集めるのは大変ですし、
たとえ苦労して買い集めたとしても、今度は売るのが大変です。
 さらに、最近は、個別株の株価が、
日経平均株価に連動する傾向があります。
 こうした状況にありますので、
みんな個別株はあきらめて、日経平均先物取引に注目するわけです。
 株式の大型分割に批判があるようですが、
このような状況が改善されるならば、ぜひとも、大型分割をすべきです。































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